Photoshop Tutorial BuilderとTutorial Player

http://labs.adobe.com/technologies/tutorialbuilder/

Adobe Labから「Photoshop Tutorial Builder」というプラグイン
出ています。なかなか面白いプラグインなので紹介してみたいと思います。

Photoshop Tutorial Builderとは

Photoshop Tutorial Builderとは、どのようなプラグインかというと、
次のことができます。

1:チュートリアルの作成

自分が行ったPhotoshop上の作業を記録をして、作業をチュートリアルの形に生成してhtml形式で書き出してくれます。

2:チュートリアルの再現

Photoshopを接続することで、
自分のPhotoshop上でチュートリアルを再現することができます。

2つの面白い機能があるので2回に分けて紹介したいと思います。

チュートリアルの作り方
チュートリアルの再現の仕方

というわけで、今回は、チュートリアルの作り方を紹介します。

Tutorial Builderの使い方

Adobe LabからインストールしたTutorial Builderをインストールしてください。

ウィンドウ>エクステンション>Tutorial Builder
にチェックを入れるとプラグインが出てきます。

チュートリアルの作り方


STARTを押すと、これ以降Photoshopで行う作業を記録してくれます。
仕組みは、過去に紹介したScriptingListenerJSを使って作業内容を記録してくれています。


DONEを押すと、記録終了です。それと同時にWEBページの生成をしてくれます。

Save Tutorialのダイアログにはそれぞれ次の項目を入力してください。

最後にProcessを押すとWEBページの生成が開始されます。


こんな感じの構成です。

出来上がったチュートリアルはこんな感じに表示されます。

普通にChromeなどでチュートリアルをみてもいいのですが、
Adobe LabにTutorial Playerというものもあり、
それを使うとチュートリアルの内容をPhotoshop上で再生させることができます。


とりあえず今回はここまでで、次回はチュートリアルの再現方法について
紹介したいと思います。

ぼやき

まだ開発中のものなので、日本語版のPhotoshopには一部対応していなかったり
Processを押してもWEBページが作られなかったりと色々不具合はあります。

ですが、チュートリアルの内容を自分のPhotoshopで再現できることは
とても画期的な機能だなと思いました。
いつ頃正式リリースされるか楽しみです。

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