【CS6新機能】色域指定にスキントーンが追加された

PhotoshopCS6の選択範囲に肌色検出機能が追加された

PhotoshopCS6は細かいところの機能も色々便利に追加されています。
今回は色域指定のスキントーンについて紹介します。

まず選択範囲を選びます。


選択範囲>色域指定を選びます。


するとこんな画面になるので、一番上の選択:指定色域を選びます。


指定色域の項目の中にCS6からスキントーンというのが増えています。


この状態で顔検出にチェックを入れた場合と入れない場合を比較してみました。


顔検出オフの場合


顔検出オフの場合

オンとオフで選択されている濃度が違うことがわかります。
ちゃんと調べてはいませんが、おそらく顔検出をして、その領域内の
肌色をみて色の分布から不透明度を決めているのではないかと思います。

許容量を変えてみたら…


肌色っぽい色はどんどん取れてしまい、髪の毛も透明になっています。


顔の色から遠いところにありそうな色はどんどん半透明になっています。
顔検出することで色を肌色の範囲を動的にかえているのではないでしょうか?

顔がない場合はどうなるか?

顔検出と書いてあるけど、本当はやっていないのでは?と疑い
顔がない画像でも試してみました。

結果は…


顔が見つからなかったのか、肌色が全然取れませんでした。
顔検出にチェックをした場合としなかった場合で結果が変わらなかったので
内部でいろいろと検出作業をしているようです。

ぼやき

CS6になってから色々なところに機能改善がされています。
細かすぎてわからないものも多いので、こうやって発掘していくのが結構好きです。
新バージョンが出てからの楽しみの一つです。

引き続き役立つ情報を提供して行くことができればと思いますので
よろしくお願いいたします。

スポンサーリンク