PhotoshopCS5で動画を編集する

動画読み込みは意外と知られていない機能

Photoshopは写真などでの編集機能は有名だが、動画が読み込めることは意外と知らない人が多かったりする。読める形式はQuickTimeムービ形式です。

2011/12/12追記:
動画を読み込めるのはPhotoshopCS5 Extendedのみ
みたいですね…。失礼いたしました。
普通のバージョンはレイヤーとして読み込めるだけみたいです。

動画の読み込み方は簡単

読み込み方はとても簡単で、普通にファイルを開くから動画ファイルを選びます。
もしくは、動画ファイルをドロップします。
そうすると、タイムラインがでてきます。

レイヤーにはこのような状態で表示されます。


動画レイヤーも普通の写真画像などのレイヤーのように扱えます。
これは動画をスマートオブジェクトに変換してフィルタをかけた状態です。

スペースキーを押すと再生するので試してみましょう。
※PCのパワーをめちゃくちゃ使うのでCPUがi3以下の人は気をつけてください。


PhotoshopCS5で動画を編集する

読み込めたら動画ファイルをレイヤーとして扱うことができます。
あとは、写真を補正するようにトーンカーブや色補正、変形処理
などをかけることができます。

http://d.hatena.ne.jp/photoshopper/files/IMG_0303.MOV?d=.mov
元ファイル

http://d.hatena.ne.jp/photoshopper/files/litle_planet.mov?d=.mov
PixelBenderで処理をかけた動画
※動画が再生されません…。原因判明次第修正します。


ビデオに書き出す

動画に保存してみる-Photoshopで3Dコンテンツ-で紹介したように
あとは動画に書き出せば、Photoshopで加工した画像を手に入れる
ことができます。

動画ファイルをコマごとにレイヤーとして読み込む

別の方法で動画ファイルをレイヤーとして読み込むこともできます。

ファイル>読み込み>ビデオフレームをレイヤー…
にするとビデオをコマごとにレイヤーとして読み込めます。



32bitでしか動かない


しかし残念なことにこの機能64bitではコマごとにレイヤーとして
読み込むことができないのです。

64bitと32bitの切り替え方はこちらで紹介しています。
32bitと64bitの切り替え方

ぼやき

さすがにAfterEffectのように多機能ではないのですが、
素人レベルでは十分遊べる機能です。
逆再生したり、一部分の色だけ残したモルツのCMのような動画を
作ることができます。なかなか面白いです。

なんか作ったらまた紹介してみたいと思います。

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