動く写真!Photoshopを使ったシネマグラフの作り方


Photoshopでできるシネマグラフの作り方

2年ほど前に話題にあがっていたシネマグラフですが、最近また
話題になってきました。

スマートフォンなどのアプリでも簡単に作れるようになってきましたが
あえてPhotoshopでの作り方を説明したいと思います。

シネマグラフの作り方手順

  1. 動画を読み込む
  2. 動画の1コマを切り出して画像とする
  3. 動画の上にレイヤーとして切り出した画像を置く
  4. 画像の一部をマスクで透過させる
  5. アニメーションGIFで書き出す

といった手順となります。

今回使用した動画は、こちらのNHKクリエイティブライブラリから拝借しました。

http://www1.nhk.or.jp/creative/material/56/D0002050773_00000.html

1 動画を読み込む

Photoshopに動画をドロップしてください。
ビデオグループとして動画を読み込んでくれます。

2 動画の1コマを切り出して画像とする

動画のタイムラインのバーを動かして、好きなところで止めてください。
その動画の1コマを「ALT+A」を押して全画面選択をして「Ctrl+C」で
コピーをしてください。

するとタイムライン上ではこんな感じに動画の後に配置されます。

3 動画の上にレイヤーとして切り出した画像を置く

このままだと動画が再生された後に静止画が表示される状態です。
ですので静止画レイヤーを動画の上に移動してあげましょう


そして動画の長尺はタイムライン上のレイヤーの両端をマウスで短くして
調整をしてください。

4 画像の一部をマスクで透過させる

静止画にマスクレイヤーを追加してください。

動かしたいところのみマスクを黒で塗りつぶします。
今回はこんな感じに透過されます。


シネマグラフの仕組みとしては、このように、静止画の一部が透過しており
下のレイヤーの動画が表示されているのです。

ちなみに、このままだと一度だけ再生されたら終了してしまうので
タイムラインの右上にある▼=を押してループ再生にチェックを入れてください。

こうすることで動画が何回も再生されます。

5 アニメーションGIFで書き出す

最後に出力です。

ファイル>WEB用に保存を選択してください。

すると次の画面になります。

赤枠で囲まれている部分を設定して保存を押してください。


これでシネマグラフを作ることができました。
簡単ですね。そうPhotoshopなら

ちなみに

シネマグラフを作成するのはそんなに難しくはないのですが、
それに適した動画を作成するのがとても苦労します。

新しい写真の表現方法の1つなのでいろいろ試してみたいと思います。
こんな感じの作品もあるので参考にしてみてください。
http://cinemagraphs.com/


ぼやき

あともう少しでプレゼントキャンペーンのフラグが立ちますのでどうぞ
お楽しみにしていてください。

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