Photohshopを使っていて動作が重いなーと感じたら
Photohshopを使っていて動作が重いなーと感じたら「効率」をチェックしてみましょう。これであなたのマシンが、Photoshopをどのくらい効率よく使っていてくれているかがわかります。
効率インジケータは何なのか?
Photoshopでの作業中に画像が必要とするメモリ容量を「効率インジケータ」
で確認することができる表示です。
「効率」の値が90%以下の場合は、仮想記憶ディスク(※)を使用して
処理を行なっています。
※仮想記憶ディスクとは、Photoshopが作業中に一時的にデータを
保存するためのHDDのことで、作業中のヒストリーや、フィルタ処理の際の
一時的データ保存するための機能です。
メモリよりデータのやり取りが遅いです。
改善するためにはどんな手段があるの
改善手段は3つほどあります。
- メモリの割り当て量を追加する
- メモリの増設
- RAIDの導入
メモリの割り当て量を追加する
フォトショップのメニューにある
編集>環境設定>パフォーマンスを選択します。
メモリの使用状況でスライダを移動して任意の値に変更します。
Photoshopを再起動すると変更が反映されます。
メモリの増設
メモリを増設してみましょう。
小さいファイルだから大丈夫と思っていても、Photoshopでは扱う画像の
ファイルサイズに対して数倍のメモリを必要としているそうです。
メモリが足りない場合は仮想ディスクを使用しますので遅いです。
RAIDの導入
RAIDとは、複数のハードディスクを組み合わせて
1台のハードディスクとして管理・運用する技術のようです。
RAIDは僕自身がよくわかっていないので参考サイトをみてみてください。
http://www.raid-119.com/raid.html
調べた動機
職場のMacProが140MBのpsdファイルを開くのに5分かかると相談されたので
何が悪いのか調べてみました。
結論としてはメモリの圧倒的不足でした。
RAW画像を扱うようなPCに2GBしか積んでなかったのです。
作業時間よりもファイルが開くを待っている時間で残業が増えている
状況はよろしくないのでメモリ増設の提案をしました。
それにしても、Macって外見は同じようなのにメモリはどれも違うのに
びっくりしました。調べたついでに各メモリを紹介しておきます。
Mac Pro | Mac Pro(Early 2008) | Mac Pro(Early 2009) | Mac Pro(Mid 2010) |
---|---|---|---|
(2006/08/07発売) | (2008/01/08発売) | (2009/12/04発売) | (2010/08/16発売) |
メモリの仕様 | メモリの仕様 | メモリの仕様 | メモリの仕様 |
FB-DIMM DDR2 667MHz | FB-DIMM DDR2 800MHz | PC3-8500 1066 MHz、DDR3 SDRAM UDIMM | PC3-10600E、1333 MHz、DDR3 SDRAM UDIMM |
間違っているかもしれないので気付いた方がいらしたらご指摘ください。
また、この紹介で購入されて何か不都合が生じても僕は責任はとりませんので
よろしくお願いします。