継続は力なり!1日1回Photoshop CS6小ネタ。その13。

その13。-GPUを使用した描画速度の向上-

PSCS6では描画速度の向上が重要。
GPUまわりの詳しい情報はこちらです。http://bit.ly/KPF7iX

ビデオカードを使おう

CS6から新たに搭載された「Mercury Graphics Engine」は
ビデオカードプロセッサもしくはGPUを使用する機能です。

これを使用しないと動画のようなスムーズな編集は出来ないようです。

どんな処理に効果があるのか?

とはいっても、ビデオカードもそんなに安いものではないので
ビデオカードを載せると捗る処理というのを羅列します。

CS6からGPUを使って処理できるもの
CS5からGPUを使って処理できるもの
  • スクラブズーム
  • HUD(ヘッドアップディスプレイ)カラーピッカー
  • カラーサンプルリング
  • ブラシの動的サイズ変更と固さの制御
  • 絵筆ブラシの先端プレビュー
  • 切り抜きグリッドオーバーレイの目安となる規則
  • ズームの機能拡張
  • ワンストップズーム向けのアニメーション化された切り替え
  • フリックパン(iPhone でのフリック動作のような動き)
  • カンバスの回転
  • 正方形以外のピクセル画像の表示
  • ピクセルグリッド(画像上で 500% を超えるズームを行うと、ピクセルグリッドが表示されます。)
  • Adobe Color Engine(ACE)(CPU の代わりに GPU が処理を行うので、カラー変換が速くなります。)
  • ブラシ先端カーソルの描画

Photoshop CS6 での GPUOpenGL の環境設定方法

恒例の環境設定画面を開いてください。(ショートカットは Command+K)
そこのパフォーマンスパネルを選択し、グラフィックプロセッサを使用が選択されていればOKです。

詳細設定で次の画面にいくことができます。

モードは3種類あります。説明は以下のよう

モード>基本

最小量の GPU メモリを使用し、基本的な OpenGL 機能を有効にする。

モード>標準

さらに多くの GPU メモリを使用し、GPU ベースのカラーマッチング、トーンマッピング、およびチェッカーボードブレンディングを有効にする

モード>詳細

標準モードの利点の他に、さらにパフォーマンスの向上が期待できる新しい OpenGL 詳細機能を有効にする

とだんだん能力をあげていきます。

問題がおこったら?

グラフィックプロセッサのチェックを外してOpenGLをオフにしてください。

ぼやき

ビデオカードは高いし、なくても十分だと思う人はそれでいいと思います。
出来る機能もある程度限られていますし…。

でも個人的にはぜひとも搭載してほしいと思います。ビデオカードを積んでいるPCと
そうでないPCをそれぞれ使い比べましたが、積んでいる方が圧倒的に
快適な作業ができました。なかなか分かってもらえないと思いますが、
ストレスがかなり変わるので搭載はオススメです。

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