計測ログの使い方
PhotoshopCS5のExtendedにはものさしツールを使って
画像に写っている物体の長さや面積を測定することが出来ます。
ただし平面限定ですが…。
そのやり方を紹介したいと思います。
例えば基盤のスケールを確認したいとき
例えばこんな電子回路の基盤の長さや面積を計測したいと思います。
カスタムでものさしツールを選択
計測スケールを設定する
ここでまず測定したいものの基準を設定します。
今回はこのICの横幅は50mmと設定しました。
この画像では612pxが50mm相当となるようです。
実際に測定してみる
ウィンドウ>計測ログのウィンドウを表示させます。
ここに今後測定したい物体のログが表示されます。
ものさしツールで測定したいものを計る
計測ログの計測開始のボタンを押します。
実際にものさしツールで測定したいものをなぞると
測定したいものの長さがログとして出力されます。
囲めば面積も測定できる。
測定してみたいものを囲んでみると面積も出てきます。
実際に測定できるパラメータは次のもののようです。
- 外周
- 新円度
- 高さ
- 幅
- グレー値(最小/最大/平均/中央)
- 総密度
画像で基準となるものがあり、平面であればこうやって
ものの長さや面積を測定できます。
なかなか使う機会がないかとは思いますが覚えておいても
よい機能かと思います。今回のような工業製品の規格チェックなどに
使えるのではないかな?
ちなみにこれはPhotoshopのExtendedの機能になります。
CS3から使えるようになった機能です。
詳しくはAdobeのPhotoshopの使い方ページにありますので
こちらを参照してみてください。なかなか見つけるのは大変でした…。