LightRoom4（パブリックベータ版）を手にいれよう
LightRoom4のパブリックベータ版がAdobeサイトからダウンロードできます。
興味はありましたが、特に使う機会がなかったので放置していましたが、
先日、
「LightRoom４はかなりいいよ。写真の調整だけならもうPhotoshopはいらないよ」
と教えてもらいました。
今回はいい機会なので、LightRoom４でよくなった点の確認をかねて
初めてダウンロードして使ってみることにします。
LightRoom4で追加された機能
さて、教えてもらったLightRoom４で追加された機能は以下の９点です。
LightRoomって何なの？
写真に特化した写真加工／管理ツール
Photoshopと同じ画像処理エンジンを積みつつ、写真家が必要とする機能のみに
絞り込んだ製品なのです。
フォルダを取り込んで画像を管理できたり、RAWデータを現像できたり、
トーンカーブを利用して明暗を調整したりなどなど…写真を補正するために
必要な機能があります。
画像そのものを加工するのではない
また、画像を直接加工する訳ではないため、元ファイルは残ったままです。
画像を加工した履歴を残しておいてLightRoom上だけで加工した結果を表示します。
必要があれば、その加工した結果を様々な形式で出力することも出来ます。
今回初めて使用してみて、特に僕が興味を魅かれた部分を紹介したいと思います。
トーンカーブがチャンネル別調整可能になった
右側にあるツール類の中にトーンカーブがあります。
基本はこれまでRGB全体しかいじることが出来なかったそうです。
ですので色調整などをしようと思ったら別ツールが必要でした。
今回のバージョンアップでRGBと各チャンネルが触れるように
なりました。
どこから触ることができる？
次の赤字で囲んだトーンカーブのアイコンをクリックしてください。
ノイズリダクション、モアレ、WBがブラシツールで処理可能になった
これまで、画像補正機能は画像全体にかかっていたようですが、
今回から、ブラシでなぞった部分だけに、つまり必要な部分だけに
補正処理をすることが出来るようになりました。よりPhotoshopの
マスクかけての加工に近くなったとおもいます。
使い方はツールの上部にあるブラシアイコンを選択します。
あとは写真の補正したい部分のみをなぞると、そのなぞった部分だけに
補正をかけることができます。
マスクされている場所は、丸いアイコンが画面上に表示されるため
どこが補正されているか、アイコンにカーソルを当てておくと赤い色で
マスクエリアが表示されます。
なかなかよい機能だと思います。
マップは撮影位置情報による写真管理が可能になった
iPhotoを使用している人やiPhoneを使用している人からしたら普通かもしれませんが
画像に埋め込まれている位置情報をプロットした地図を表示してくれます。
旅行に頻繁に行く人などにはとても便利な機能だとは思います。
また、iPhoneから撮影された画像をメールでもらってLightRoomで読み込むと
位置情報がついているので、撮った写真がどこか瞬時にわかるので面白いですね。
ぼやき
僕は、Photoshopを使って画像加工などをしているためLightRoomにこれまで興味は
持ちませんでした。
今回初めて使ってみたのですが、使ってみると、写真をきれいにするためなら十分使えます。
また、ライブラリ機能はブリッジよりも優秀な気がします。
なかなかいい感じなので購入を検討してみたいと思います。
ちなみに現在Adobeのキャンペーンで、今回紹介したLightRoom4パブリックバージョンの
使用した感想をTwitterでつぶやくと
４名に今回のLightRoom４の製品版Ver４にあやかってか、４名にプレゼントされるそうです。
２万円近くするソフトなので、これを機会に是非とも使ってみてみてください。
