PixelBenderというツールでは何ができるのか?
PixelBenderというツールはピクセルシェーダーを作り、使うためのツールです。
ピクセルシェーダーとはピクセル単位の操作を行うツールで一画素ずつの操作ができるようになります。
ざっと書き出すと
色の変換
Photoshopでは選択できないような色空間に変換することができます。
たとえば、
RGB→YIQ変換
RGB→HSB変換
RGB→YCC変換
など
上記の色空間でPixel操作をPhotoshopでできるようになるというのは
開発者や研究者にとってはとても便利なことだと思います。
画像の加工
画像を渦上に回転させたり、特定の画素だけ抜き出すようなことができます。
例えば、Redチャンネルで値が10〜50のエリアだけ抜き出す
など
変形
プログラムで複雑な変形処理を作ることができるようになります。
例えば、メルカトル図法の式を作るなど
特定部位だけに処理するような画像処理
一部分だけモザイク処理をかけるなど
などなど、プログラマーにお願いして作ってもらわなくてはできなかった処理が
結構簡単に作ることができます。
具体的なものは動画で紹介されているのでこちらを見てみるとわかりやすいです。
ある程度の画像処理の知識はある人ならプログラミングのことはわからなくても
フィルタや画像の操作ができるようになります。
とりあえず能書きはここまでで、次から実際作ってみることにしてみましょう。