[初心者向け座学]画像の基礎-画像フォーマットについて-原理

画像フォーマットについて

画像にはいろいろな理由で多くの種類があります。
代表的なもので挙げれば以下のようなものです

  • BMP (ビットマップ)
  • PNG (ピング)
  • JPEG (ジェイペグ)

フォーマットによる特徴

画像フォーマット 画質 ファイル容量
BMP キレイ 大きい
PNG キレイ 少し小さい
JPEG キレイから汚い 画質と引き換えで小さくできる

f:id:photoshopper:20190308192700p:plain
フォーマットの違いによる画質の違い

拡張子の表示方法

ファイル名の最後に拡張子が表示されます

f:id:photoshopper:20190308192249p:plain
拡張子の表示
表示されていない場合はWindows10の方は
フォルダの表示タブのファイル名拡張子にチェックを入れてください。

f:id:photoshopper:20190308192321p:plain
拡張子の表示方法

ファイル名を変更するとき、.bmpや.jpgを消すと画像表示できなくなるので気をつけましょう。

また、拡張子だけ変えてもフォーマットは変わりません。
Picture.jpg →  ×Picture.bmp

変えたい場合はPhotoshopで保存しなおしてください。

画像はどのようにディスプレイに表示されるか

画像の詳細を語る前に液晶ディスプレイの仕組みを理解しましょう。

f:id:photoshopper:20190311094541g:plain
液晶ディスプレイの仕組み

画像はRED/GREEN/BLUE(以降RGBを表記する)による加法混色で表現されています。

f:id:photoshopper:20190311094627p:plain
画像はRED/GREEN/BLUEの加法混色

加法混色とはRGBの光を重ねることであらゆる色を再現させる方法です。画像はRGBをどのくらい光らせるかで色が決まります。

f:id:photoshopper:20190311094938g:plain
加法混色の仕組み

BMPファイルにはこのRGB各色をどのくらい光らせるかの情報が入っています。(厳密には違いますがここではそんな理解をしておいてください)

f:id:photoshopper:20190311095241p:plain
BMPのファイルの中身

BMPの構造

BMPの内部にはどのピクセルをどのくらい光らせるかという情報が入っています

f:id:photoshopper:20190311095543p:plain
BMPの構造

BMPの構造の詳細

もう少し詳しく説明をすると、ファイルの中身はこのような情報が入っています。

f:id:photoshopper:20190311100108p:plain
BMPの構造

画像サイズが大きくなるとデータも増えていきます。

f:id:photoshopper:20190311100228p:plain
BMPのデータサイズについて

BMPは
画像の「高さ」「幅」「カラーorモノクロ」の情報があれば簡単に計算できます

  • カラー画像サイズ  = 高さ×幅×3+54※
  • モノクロ画像サイズ = 高さ×幅×1+54

※54というのはBMPのヘッダーでサイズは固定です。
実際に計算をしてみましょう
高さ:100px 幅:100px カラー画像

100px×100px×3ch + 54byte = 30054byte


f:id:photoshopper:20190315091343p:plain
画像サイズの計算

まとめ

BMPファイルはRGB各色の数値情報が入っている

スポンサーリンク